アイスランドでのアングリングについて

フィッシングの対象分布状況フィッシング・シーズンシー・アングリング

アイスランドには大小250もの河川と1800の湖があり,鱒釣りを中心にフィッシングをスポーツとして楽しむ釣り人や家族連れが毎年増加している。全く公害などで汚染されていない、美しい湖や河川で、素人からプロ級まで本格的に楽しめ、しかも、ゴルフ同様、北アイスランドでのミッドナイト・フィッシングの醍醐味はアイスランドならではの魅力となっている。

殺菌消毒済み証明書 Disinfection's Certificates

アイスランドにフィッシング・タックル(釣リ道具)を持ち込む場合には、その道具が外国の正式な公的機関(検疫所や保健所)によって滅菌消毒されていることを証明する有効な証明書を用意し、アイスランド到着時に証明書を添えて消毒済みのタックルを示し、通関時検査を受けることが必要であるので注意。獣医師によって2%のホルムアルデヒト(CH2O)溶液で10分間消毒されることが必要。消毒されたものについて消毒を担当した獣医師の署名入りの明細書を入国の通関時に税関吏に提示する。取扱上最も重視されるのは、ロッド、リールと釣り糸、ウェダー(防水長靴)そしてファイルである。

やむを得ず証明書を持たずに持ち込む場合には、ケプラヴィーク国際空港の検疫所で受けることが可能。検疫所は空港1階のバゲージ・クレーム(預けた荷物が出てくるターンテーブルがある)・フロアーのあり、バゲージ・クレームからは少し離れた場所にある。


地名の後ろにヴァトンとアゥと付く所が多いがその意味は

vatn: ヴァトン=湖

á: アゥ=川


フィッシングの対象となる獲物(淡水魚)

*アークティック・サーモン
 アイスランドでは海でのサーモンの捕獲は禁じられている。約80に及ぶ河川に帰ってくるが、大抵はアイスランドの西半部の低地帯に集中している。

*ブラウン・トラウト
 河川と湖にいるが、多くは比較的大きな湖に棲む。川にいる成魚は産卵のために湖から上ってきたもの。かなり大きめの鱒で最大13Kg級が釣れたこともある。

*シー・トラウト(海鱒)
ブラウン・トラウトの移住型である海鱒は、西部南部アイスランドの河川に多く棲んでいる。成長期の生活はサーモンと似ているが、海鱒は沿岸近くで成長すると20Kg前後になる。

*アークティック・チャー(北極イワナ)
 陸封型の、冷たい清流に棲息する北極イワナは、それ自身だけで、あるいはブラウン・トラウトやサーモンと共に、河川や湖で見られる。北極イワナの成長率は目覚ましく, 4〜5年までは1年当たり7〜8cmに達し大低7Kgまで大きくなる。湖にいるイワナは産卵のために来たものであり、産卵後は湖周辺で生活する。

*シー・チャー(海イワナ)
 北極イワナの移住型である海イワナは、北西部、北部そして東部のより冷たい清流に棲息する。海イワナの生活史は、海鱒とほぼ似通っていて、生れた河川近くの沿岸部で成長する。成魚は約7Kgに達する。

分布状況

*アークティック・サーモン・リヴァー
 サーモンは、アイスランドの南部、南西部更に西部に圧倒的に繁殖している。1971年から10年間の捕獲量で見ると全体の72%がこれらの地域からのもの。
 氷河を源にする河川ショゥルスアゥ,国内第2のサーモン漁獲を誇るエルフスアゥクヴィータとその支流のストーラ・ラクスアゥ、リトラ・ラクスアゥ、ブルーアルアゥとソグ。レイキャヴィーク市内に流れるサーモン・リヴァーとして有名なエトリザアゥルとその北部にあるウールヴァルスアゥ、レイルヴォグスアゥなど。更に北上して、アイスランド最大捕獲量の河ボルガルフィヨルズルのクヴィータゥ河とその支流のグリームスアゥ、フロゥカダルスアゥ、レイキャダルスアゥ、スヴェールアゥそしてノルズルアゥ。クヴィータ河の北部一帯には、更に有望なポイント、ラングアゥ、アゥルフタアゥ、ヒータルアゥそしてハフヒャルザルアゥの4つの川がある。

*海鱒とチャー・リヴァー
 海鱒と海イワナは、海での生活期間を終えた後、遡上できるような状態の河川は例外なく、しかも大量に見れる。海鱒リヴァーとして有名な川は、南部アイスランドのスカフタアゥとラングアゥ。最近では、海鱒釣りのこの地でのポイントは、エルフスアゥ・クヴィートアゥ河の河口と河口近くに流れる支流ヴァルマ・ソルレイブスロイクールに移っている。西部アイスランドでは、海鱒はサーモンやイワナと一緒に獲れる。ボルガルフィヨルズルにあるクヴィートアゥ河の上流では、夥しい数の海鱒が棲息。海イワナの最も重要な河川は、北アイスランドに集中している。スカーガフィヨルズルのヒェラズスヴァトン河,エイヤフィヨルズルに注ぐスヴァルヴァザルスアゥ川、ヘルグアゥ川など。西アイスランドには遡上する海イワナの群が泳ぐ沢山の小さな川がある。

*トラウトとイワナの湖
 南東部にあるソゥリスヴァトン湖に隣接する一帯には、ヴェイジヴァトンと称される湖水地帯になっており、ブラウン・トラウトのみが棲息していて釣り人の人気スポット。この南ミールダールルのヘイザルヴァトン湖ではブラウン・トラウトと北極イワナ共楽しめる。アイスランド最大の湖シンクヴァトラヴァトンはイワナの宝庫。 ブラウン・トラウトは少ないが、最大の獲物は13kgのアイスランド記録がここにはある。シングヴァトラヴァトン湖の南西岸側にあるフリザルヴァトン湖はイワナを狙う釣り人に人気のスポット。西部アイスランドには、ほぼ1平方キロの範囲に、幾つかのフィッシングにいい湖がある。その代表的な湖はクレイヴァルヴァトン。スナイフェルスネス地方もイワナやブラウン・トラウトの釣りに適した湖があり、その主なものは、ボイラゥルヴァトン湖、フロインフィヤルザルヴァトン湖。
 北アイスランドの西部には、海抜358-550mの湿原地帯にも、釣りに持って来いの良好な湖群があり、その代表的な湖は、ヴェストゥルホゥプスヴァトン、ラクスアゥルヴァトン、スヴィーナヴァトンでこの3つの湖だけで10平方キロメートルの広さ。更に、海抜278mのミーヴァトン湖もイワナ釣りが楽しめる。

フィッシング・シーズン

サーモン
 サーモンは資源保護の理由で捕獲期間が1年のうち地域により解禁日が異なるが、3ヶ月以内とされ、更に5月20日〜9月20日までと規制されている。網漁はボルガルフィヨルズルのクヴィートアゥ河で5月20日に開始され、一方、釣の場合は稀に6月1日スタートの地域もあるが、大抵は6月10日〜6月20日の間に開始される。寒冷地では、サーモンの遡上が遅れるため、7月スタートの川もある。通常、サーモン釣りのベストシーズンは7月で、地域によっては8月の所もあり、非常に稀な遡上の遅い川を除けば、9月は難しい。又、フィッシングのタイムゾーンは1日6時間 X2回と制限されており、タイムゾーンは以下のとおり:
  NO 1: 午前7時〜午後1時 
  NO 2: 午後4時〜午後10時
フライについてのアドバイス:
 ウエット・フライがベスト。特に、Blue Charm, Black Doctor, Jock Scott, Thunder & Lightning, Sweep, Silver Doctor, Crosfield, Silver Wilkinsonがお勧めで、サイズはNO6, 8 及び10がベター。但し、川が深く水中が見えにくい所ではNO 1/0, 1, 2, 4で釣果を上げている場合が多く、浅瀬の所ではNO 12 と14がいい。

*鱒とイワナ
 毎年、4月1日〜9月20日の期間に制限されている。川釣りには春と夏の2回のシーズンがある。
 春:流れを下って海に向かう獲物を狙う春の川釣りのベスト・シーズンは、南アイスランドでは4月、それ以外の地域ではそれより後になる。
 海への移動を終え、7月〜8月に産卵のために川に戻ってくるまでは川釣りは小休止。従って、7月〜8月が川に戻ってくる獲物を狙うシーズン。7月が最良だが、場所によっては8月がベスト・シーズンの所も幾つかある。湖での釣りに対しては、2〜3の制限があるが、ベスト・シーズンは、5月から7月後半まで。冬のシーズンでも、湖の氷に穴を空けて鱒釣りができる湖がレイキャヴィーク近郊にある。

 

シー・アングリング(海釣り)

レイキャヴィークからも近い国際空港のあるケプラヴィークの漁港からファクサフロイ湾或いはレイキャネース半島の先端沖がお勧め。獲物はタラ科のポラックやハドックそして真ダラが中心だが、ナマズ、カレイ、平目もよく釣れる。

天候によるが通年シーアングリングは楽しめ、レイキャヴィークからのピックアップ・サービス付の5〜6時間のツアーもある。

 

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Revised:02/10/11