ツーリスト・スポット徹底ガイド

 

シンクエイ ÞINGEYJARSÝSLA

 SUÐUR - ÞINGEYJARSÝSLA

 


南シンクエイ

 

スポットガイド

★ゴーザフォス Goðafoss
 神々の滝。紀元1000年、シンクヴェトリルの国会でアイスランドがキリスト教に改宗することを決議した後、判事(法律制定者)ソゥルゲイルがシンクヴェトリルからリョゥサヴァトンの家に馬で戻る途中、この滝に異教(ヴァイキングの多神教)の神々の偶像を投げ込み、彼自身がキリスト教への信仰を誓ったということから、神々の滝と名付けられたという話が伝わっている。広大な溶岩大地から満々と水をたたえた大河スキャルファンダフリョゥトが轟音と水煙を上げながら流れ落ちるドラマチックな滝。バゥルザルダールル渓谷の村フォスホゥルを抜ける主要道路から徒歩圏内。

★ヴァグラスコゥグル Vaglaskógur
 アイスランドで最大規模のカンバ材の森林。フンヨゥスカダールル渓谷の東側にあり、その面積はおよそ300ヘクタール。カンバの高さは平均して12mを超える。ここにある森林局によって営林されていて、キャンプサイトとしても人気がある。

ラクスアゥ Laxá in Þingey
 ラクスアゥとは鮭の川の意味。その名の通り、アイスランドでは最も有名なサーモン・リヴァ-である。川の源流はミーヴァトン湖、河岸の光景は絵のようで、その美しさでも知られている。川はラクスアゥルダールル渓谷やアザルダ-ルルを抜け、スキャルファンディ湾へと流れいる。

 

★ロイガル Laugar in Reykjadalur

ロイガルは温泉を意味しするが高温の地熱活動が活発な一帯に位置し、文字通り温泉のコミュニテイだ。人口は100人足らずだが、小学校、旅行や物理を教える中学校を始め、1928年に創設された科学校もあり教育が盛んな村。。ここの中学校のドーミトリーは夏季はサマーホテルとして利用されていいる。ここにある温泉プールは室内のものとしてはアイスランドで最古で1925年に造られた。


北シンクエイ

アウトライン

どころは かつてのヨークルスアゥルグリューヴル国立公園に尽きる。20086月、ヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトルを中心 とするヴァトナヨークトル国立公園が誕生した。国立公園は北部、東部、南部そして西部の4つの地域で構成されている。ヨークルスアゥルグリュ ーヴルは北部地域でアゥスビールギにビジターセンターがある。ヴァトナヨークトル国立公園総面積15,000平方kmに及ぶ広大な国立公園でアイスランド最大であることはもちろん、ヨーロッパでも最大の国立公園である。

北部地域には巨大な馬蹄形の渓谷アゥスビールギがあり、オーデインの神馬の足跡だと北欧神話は伝えている。その付近には世界最大級の玄武岩の一枚岩であるエコーロックの異名をもつフリョゥザクレットルやヨーロッパ最大の瀑布デティフォスをはじめ見ごたえのある滝も多い。

アイスランド最大の渓谷ヨークルスアゥルグリューヴル・キャニオンは散策やハイキングにも最適なところだ。実際、この公園を遍く見て廻り、探索するには足に依らざるを得ない。ハイキング道には標識が付いていて、デティフォスの滝から公園を抜けて、ヨークルスアゥルグリュフル・キャニオンに沿って曲がりくねったハイキング道を通り抜けアゥスビールギのキャンプ場までハイクが楽しめる。このハイキングルートを完璧に歩こうとすれば2日間が必要となるが、短時間で歩けるようにいくつかオプション・ルートが用意されている。アゥスビールギからそれほど遠くないアゥスホプジ(Áshöfði)からは渓谷の一部に沿っての循環ルートがある。

スポットガイド

ヨークルスアゥ・アゥ・フィヨットルム Jökulsá á Fjöllum
 アイスランドで最もパワフルな氷河川のひとつ。その全長は206kmでアイスランドではショゥルスアゥ河に次いで第2番目。ヴァトナヨークトル氷河から二つの支流となって流出し、”内陸部のオアシス”と称されるヘルズブレイザルリンディル付近で交わってひとつの河川となる。流れは緩やかに内陸部を下 る。途中、25kmに亘って連なるように続くヨゥクルサゥルグリューヴル ・キャニオンのドラマチックでユニークな滝(代表的な滝はデティフォス)を経由して低地に流れ込み、大地に延びる実に豪快な河だ。 最終的には河は北極海に臨むエクサールフィヨルズゥル湾に流れ出る。河の流域は7,380平方kmだがそのうち
1,700平方kmは氷河の下に当たる。

 「氷河の川の渓谷」を意味するヨークルスアゥルグリュフル・キャニオンは全長25km、幅500m、深さは所々で100mを超える。峡谷としてはアイスランド最大で、その険しさもこの国には他に比較できるものはない。 渓谷はヴァトナヨークトル氷河の北部を源とするヨークルスアゥ・アゥ・フィヨットルム氷河川の大洪水によって創造されたもの。渓谷内のハイライトスポッは、デティフォスの滝、アゥスビールギ、エコーロック等。

アゥスビールギ Ásbyrgi

「神の囲み」を意味し、奇形奇岩の地帯として知られ、美しい自然の不思議さが満ち溢れているユニークな馬蹄型をした渓谷.。ヨークルスアゥルグリューヴル国立公園の最も北の地域。渓谷は高さ90m〜100mのクリフの壁によって囲まれ,広い平地が岩壁の中にあって、その幅は入り口部分で1.1Km、底の部分で3.5Km。 両壁の間は植生地域でレクレーション・エリアとして知られ、土地のお祭りなども開催される。 渓谷内には小さな池もある。

中間辺りには幅250mの巨大な一枚岩がありアゥスビールギを2つに分断している。岩は険しく、島を意味する「エイヤン」と呼ばれていて、U字状(馬蹄型)の開口端に位置している。渓谷の 内部は樹木が茂っていて、そのほとんどは樺、柳、カラマツなど。 最近になって何千本ものまつがの樹が植林されて一層緑が増した森林地帯となっている。森林や牧草地を好む鳥類も多く住処にし、渓谷の険しい断崖には北極フルカモメが巣食う。

渓谷は遥か南に位置するヴァトナヨークトル氷河の北部の麓を源とする破滅的な大洪水波によって創造された。大洪水は2度起きたが、最初は8千年ー1万 年前に、2度目はおよそ3千年前に発生したといわれている。その後において河床が東拠りに移動した。神話によれば、最高位の多神教の神様である オゥジンは自らが所有していた8本の足を有する馬スレイプニルで世界中を乗り巡ったが、足の1本を下ろし、今の光景のような蹄の跡を誕生させた。1本の道路が渓谷の底部に向かってずーと続いているが、周囲を見渡しながら歩いてみるのもいい。

フリョゥザクレッタル Hljóðaklettar

ヨゥクルスアゥ川傍にある玄武岩でできた巨大な岩山 。「音を奏でる岩」を意味。

噴火口の名残で玄武岩質の柱状岩。ロゼットやライオンの頭を始め多様な文様、形状を創造していて実に奇妙な光景を呈している。人の見方や感じ方 更には見る角度によって模様や形状がいろいろ異なるのが面白い。 噴火口がヴァトナヨークトル氷河で発生した破滅的な大洪水によって洗い流された結果、岩山はしまりのない多孔質の物質になっているのが最大の特徴。岩山には無数の穴があり、不並びな独特の岩層の所為で、摩訶不思議な音響を奏でることから「エコーロック」と通称される。

カットル&ケトリングKarl og Kerling

フリョゥザクレッタルの南1kmのヨゥクルスアゥ・アゥ・フリョルム河にある二つ並んで立っている岩で老夫婦岩。細長い方が老婦人で太っちょの岩が老人。岩の川向こうには大きなアーチ状の洞穴があが「巨大な洞窟」を意味するトロトラへトリルTröllahellir

アイスランド第2の大河ヨゥクルスアゥ・アゥ・フリョルム(Jókulsá Á Fjöllum)アイスランドで最もパワフルな氷河川のひとつ。その全長は206km。ヴァトナヨークトル氷河から二つの支流となって流出し、内陸部のオアシスと称されるヘルズブレイズ山の北東56kmにある豊かな緑地帯、ヘルズブレイザルリンディル付近で交わってひとつの河川となる。流れは緩やかに内陸部を下り、ケルドゥクヴェルヴィ地区近くに至り、そこからは数キロに亘ってヨゥクルサゥルグリューフル国立公園を経由して低地に流れ込み、大地に延びる実に豪快な河。

デティフォスこの氷河川ヨゥクルスアゥ・アゥ・フリョルムにあり、アイスランドで最も勇壮で堂々とした滝であるとともに、ヨーロッパで最大かつ最もパワフルな瀑布である。その轟音と水しぶきはものすごく、数キロ先の観光バス用駐車場からも見て取れる。

落差45kmの高さから毎秒平均200立方メートル(約212トン)もの大量の水が幅およそ100mに亘って流れ落ち、恭々しいほどの景観を呈している。

デティフォスは見た目には滝の西側からの方が近づきやすい がアクセスする道が良くない(現在、改良中と聞く)。しかし、より壮観さを求めるには東側からのアプローチがいい。東側がいいという道路事情にもよるがツアーバスはほとんどこの東側からアプローチする のが普通となっている。いずれの側から滝見学のため近づく際には相応の注意を払わなければならないのは云うまでもない。東側での滝への道は岩石が多く、足を踏み外すなどして事故に遭うケースが少なくない。西側の道は逆に草生す坂になっているために滑りやすくこれまた危険だ。

デティフォスは氷河川ヨゥクルスアゥ・アゥ・フリョルムにあるがその1kmほど上流には落差10mのセルフォス、下流には落差27mの 階段状の滝ハプラギルスフォス(Hafragilsfoss, 左上写真)の2つの滝を従えている。 デティフォスからセルフォスへはの道は歩きやすく徒歩でいくことができる(約1km)。

デティフォスの下は壮観で深淵たる渓谷ヨゥクルスアゥルグリュ−フル でハプラギルスフォスが流れ落ちている。何年か前、この渓谷での水力発電装置の計画が立てられた。しかし、両壁の溶岩層が極めて多孔質で貯水池としては向かないという事由で計画は断念されている。

近年、デティフォスとその周辺は大きく変貌して来ている。渓谷の西壁は強力な滝の勢いで崩れ、険しい断崖絶壁状になったために水が不均衡に流れ落ちるようになってきている。

ギャゥステッキ Gjástykki

中央大西洋断層に繋がる巨大な断層ゾーン、火山地帯ギャゥステッキ(割れ目の杖の意味)。その名の意味するとおり、1981〜1984年のクラプラ火山の噴火によって形成された、夥しいほどの割れ目や断層の一大スペクタクルに出会える。今尚噴煙を上げる火口群、破断面、溶岩円頂丘、虹色に輝く火山岩滓の堆積物等、活きている島アイスランドをここでも実感できる。

モーズルダールル Möðurdalur

アイスランドで最も高地(海抜469M)にあるファーム。村の南、西及び北の方面にはまるで果てしがないと思われるような荒涼とした砂漠地帯(グリョト)が広がる。

グリームススタジル Grímsstaðir

大河ヨークルスアゥ・アゥ・フィヨットルムの東、ミーヴァトン砂漠にあるファーム。昔、この地を旅する人の重要な休憩ポイントであった。ヨークルスアゥに橋が架けられる1948年までは渡し場があったがファームが運営管理していた。

コゥパスケル Kópasker

1879年には合法的に認証された伝統ある港を有する港町。人口は140人ばかり。オクサールフィヨルズゥル湾の東岸に位置している。港には外洋航海船のためのピアが備わっている。1976年1月に非常に強い地震がここで起きたがその震央は町から北西にほんの12km程沖合いの湾。激震で多くの家屋が倒壊し、甚大な被害を被った。地震によって給水本管は完全に破裂し、

システィルフィヨルズゥル Þistilfjörður

ルラッカスリェッタ平原とランガネース半島の間の湾(フィヨルド)で、その先端部分に沿って幾つかのファームがあるが、低い丘陵とスヴァルバルズゥスアゥ(Svalbarðsá)やラクスアゥ(Laxá)を始め数多の河川を有しているところ。ほとんどの川はサーモンやトラウト釣りの名所となっている。

フロインハプナルタンギ岬 Hraunhafnartangi

アイスランド本島の最北端のポイント。北極圏から僅かに3km。最も悪名高いサガのヒーローのひとりで、怖いもの知らずのソルゲイル・ハゥヴァルソンが殺され、フロインホプンにある積み重なった巨大な岩の下に埋葬された場所としても知られている。

ロイヴァルホプン Raufarvatn

システィルフィヨルズゥル湾に面し、メルラッカスリェッタ平原の東岸に位置する人口340人ほどの港町。1835年にここで交易が始まるが20世紀の中頃にはニシン漁で大いに栄えた。往時はアイスランドでの最大の輸出港のひとつであった。数千人の労働者が食品工場やニシンの塩漬けなどの海産物の加工場(夏季期間)で働いていた。

ブールフェットルスヘイジ Búrfellsheiði

システィルフィヨルズゥル湾の南に広がる広大な荒れ地で海抜は200〜300m。荒れ地のほぼ中央付近に標高620mのブールフェットル山がありそこからこの名前が付いた。その北にはロイヴスカゥラフィヤットラガルズゥル山脈が西に向かって伸びている。この一帯は荒れ地だらけの北シンクエイ地区では最も植物に覆われたところだ。湿地帯で湖沼が点在しているのが特徴。乾いたところもあってファームにとっていい放牧地となっている。

昔は数軒のファームが荒れ地にあったが、19世紀の終わりごろに最後の一軒がこの地を離脱した。そこは現在のフォス(Foss)であるが幽霊が出没する場所として昔から伝えられるところで幽霊が住民を追い払ったのだと言う。スヴァルバルズゥスアゥ川は数本の小さな川が集まったもの。一部は湖に放流し、また一部はシスティルフィヨルズゥル湾に流出している。

ソゥルスホプン Þórshöfn

システィルフィヨルズゥル湾の支湾のひとつロゥナフィヨルズゥルの東岸にある人口390人ほどの、天然港に恵まれた港町。この町は1846年には公認交易所となって、過去数世紀に亘ってこの地域の交易の中心の役割を果たしてきた。

ランガネース Langanes

ランガネースはシスティルフィヨルズゥル・フィヨルド(Þistilfjörður)とバッカフロゥイ湾(Bakkaflói)の間に挟まれるように北東の方面に40kmも海に大きく突き出た半島(岬)だ。半島の南半分はかなり幅広いが北側は狭く、先端の部分は更に細長いのが特徴でその最西端のクリフはフォントゥル(Fontur)という名称。半島の最大の町は人口およそ395人のソゥルスホプン(Þórshöfn)。ソゥルスホプンから南側に当る部分は岬の最前部を意味するフラムネース(Framnes)、エイジスカルズ峠までは岬の中間部を意味するミーズネース(Miðnes)、更にその先の先端寄りの外側の部分は外の岬を意味するウートネース(Útnes)と名称されている。ウートネースには幾つかのファームがあるが現在ではすべて無人化している。この地の景観のほとんどが沼地、砂礫平地そして石の多い丘だ。所々に草地があって、羊の放牧に適していて、フラムネースとミーズネース地区には羊の放牧をするファームがある。ランガネースの周辺は漁場としてもすぐれ、漁業は昔からこの地の一番の産業となっている。夏には多種の海鳥がこの岬のクリフを中心に営巣する。この地に住む人々は昔からケワタガモのアイダーダウン、流木、クリフに巣くう鳥類捕獲などの恩恵を受けてきた。

 

 

 


Revised:12/04/25